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小野田坂道はツールを目指す 第4回 初のステージレース


2015年2月1日 GP de Marseille【1.1】

2週間ほど日程が空きました。ここからいよいよ本格的に実在レースに参戦していきます。

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第1戦はマルセイユ・グランプリ。マルセイユ北東の郊外アロッシュからマルセイユまでの138.9km。やや短めのコースですね。結構凸凹しています。
こういう平坦が少ないコースは、丘陵が不得手ではない坂道にとってやることは一つです。

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逃げます。もう1人の選手と共同していきましょう。

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他の選手に右クリックをするとこのようなボックスがポップアップします。一番左は使いません。2番目から「その選手に追いつこうとする」「その選手を待つ(共同して逃げたい場合や、自チームのエースを待ちたい時など)」「その選手とのタイム差を設定する」「その選手の後ろに付く」です。

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相棒となったDiesel選手は平地(FLA)能力が高く、坂道は丘陵(HIL)がまあまあ。なので、平地では牽いてもらって丘では坂道が。

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もちろんメイン集団に捕まりました。
20位ゴールです。

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それでも逃げたのでボーナス経験点獲得です。





2015年2月3日~2月8日 GP de Besseges【2.1】

前回のレースからなんと中1日の休養のみで、初のステージレースに参加します。
全6戦からなり、各ステージのステージ優勝を目指すとともに、6ステージ通じての合計タイムを争う「総合優勝」、中間ポイントとゴールの順位ポイントを合計した「ポイント賞」、山頂や峠に設定された山岳ポイントを争う「山岳賞」の三賞に加え、25歳以下の選手の総合タイムを争う「新人賞」を争います。つまり、各ステージの優勝で6つ、ステージを通じての表彰が4つの10個の栄冠があるわけですね。

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6日間を通じて戦うメンバーがこの8人。中1日の坂道は決して万全のフィットネスではありませんが、メンバーに選ばれました。

FITの次のBONはボーナスの印。これはこのレースを目標として仕上げているという印ですね。これはこちらでは操作できませんが、大レースでは必ず付けてくれるので、さほど問題ではありません。

BONの次のAVGは選手能力の平均値。単に全能力を平均したのではなく、その選手のタイプに合わせて必要な能力のみを取捨選択した能力値平均ですね。坂道は2位タイ。しかしながら山岳(MON)は一人圧倒的ですね。
1番上のVontomme Maxime選手がAVG73でトップ。ただし平地と丘陵に弱点がないスプリンタータイプですね。少々の丘は平気で越えて来て、最後にスプリント勝負でもアタック勝負でもできる万能選手です。

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当然ながらこのVontomme選手が総合エース。坂道は単なるアシストですね。B.Pluckaert選手はスプリント・エースです。1つのチームは2人までのエースが設定できます。
上にいる方が第1エース、下の方が第2エースですが、役割が違います。総合エースはタイムを、スプリント・エースはステージ優勝とポイントを争います。

ステージレースだと、チーム戦術のアイコンが増えていますね。
一番左は、「山岳賞のために走る」ですが、このステージレースは全て平坦なので、坂道に山岳を狙わせる特別な要員とする必要が無いのです。なので、誰にもチェックが入っていません。
次が「ポイント賞のために走る」です。そのため、Pluckaert選手は可能ならば逃げ集団に参加し、中間スプリントを狙う手もあるのですが、逃げ指示が入っていませんね。エースですから、ゴール前のスプリントで勝負を決めろということです。
3番目は「ステージ優勝のために走る」です。そう、彼はスプリンターなので、最後のスプリング勝負に参加して1つでも順位を高め、出来たら優勝しろという指示なのです。
4番目は「総合優勝のために走る」です。エースのVontomme選手はステージ優勝のために走るにはチェックが入っておらず、こちらに入っています。つまり、集団から遅れずに先頭集団でなだれ込んで、タイムを失うなという指示ですね。
5番目以降は1日レースと同じです。「先頭集団にいたならば先頭交代に参加する」「アタックを行う」「アタックに付いて行く」「アタックを禁じる」ですね。

ステージ構成は以下の通りです。

1:平坦
2:平坦
3:平坦
4:平坦
5:平坦
6:個人タイムトライアル(短距離:丘陵

最初の5つのステージは平坦なので、タイム差無しで流れ込み、最後の丘陵ステージでタイム差をつけられればというところですが、実際には厳しいところですね。


2月3日 第1ステージ

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第1ステージです。平坦コース。2つのちょとした坂道の頂点には赤字で(2)と記されていますね。これは2級山岳賞の印です。超級~4級まで5段階にカテゴライズされていますが、そのレースの主催者が勝手に決めて良いので、ちょっとした坂の頂上ですが2級山岳にカテゴライズされています。終盤には緑の(S)と記された中間スプリントポイントが。

そのため、逃げ集団が山岳ポイントを取りますが、終盤に中間スプリントポイントがあるため、逃げ集団を吸収したメイン集団が取るか、うまく逃げを継続させた逃げ集団が取るかは微妙なところ。


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スタート位置はかなり後方。
毎度のことながら、中央下の青い大柄の選手でなく、その前のオレンジの小柄な選手が坂道です。

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やっと前に出られた頃には逃げ合戦が終わっており、すでに坂道の逃げの出番など無し。ただし、これだけ平坦だと坂道の平地(FLA)能力では逃げは難しい。ステージレースですから、タイムを失わずに先頭集団でゴールするのが第一です。
いや、そう言えば本来はエースのアシストが仕事でしたね。

そういうわけで、エースのVontomme選手の護衛にでます。下から2番目の選手ボックスが坂道ですが、そのボックスに右端のアイコンが何やら盾のようになっていますね。これが護衛中の印です。対象の味方選手を右クリックして選択するだけ。

坂道はゼッケン127番で、右後ろのゼッケン171番がエースのVontomme選手。

すでに逃げ集団は7分差。

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中間スプリントを越えたところで逃げ集団を吸収。坂道は速度を上げます。Vontomme選手が勝手に坂道を使っています。早くも緑スタミナ(総合)だけでなく、黄色スタミナ(有酸素)も相当消費。その代わり、上から4番目のエースVontomme選手は疲労が抑えられています。ただ、本日の調子が「-1」なのが残念なところ。その代わりに一つ上野選手は「+5」と絶好調。一番上の選手は「-4」と絶不調。

早目にアタックをかけた選手が1人おり、それを即座に追随した選手が1人。集団がそれをさらに追っています。

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ゴール前残り僅か1.5km、すでにVontomme選手は坂道を使い切り、前に行っています。
アタックした選手2人は既に捕まり、前方ではスプリント勝負が。坂道には関係のないことですが。

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集団のままゴール前に来てスプリント勝負が行われる場合、大集団はタイム差なしでゴールとなります。
左側の「Stage」の方はタイム差「+0」ですね。52位ゴールです。右側の「General」はステージを通じての総合タイムです。何故か「+10」になっていますね。これは、このステージ、1位には10秒、2位には6秒、3位には2秒のボーナスタイムが与えられるからです。そのため、4位以下の選手は同タイムでゴールしたことにはなるのですが、総合タイムは修正され、トップと10秒差となるのです。

Vontomme選手は10位でした。


2月4日 第2ステージ

第2ステージは平坦コース。というか、第1~5ステージまで全部平坦コースです。第6ステージだけちょっと特殊なステージ。

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もしも首尾よく前に出られたならば、最初の丘を利用して逃げられるかもしれません。そうなれば、山岳ポイントの獲得も可能かもしれませんね。


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無理でした。一番後ろのスタートです。


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そういうわけで、おとなしくエースのVuntomme選手を護衛することに。
この緑の小さなボックスが味方選手を右クリックしたときに出るものです。一番左が護衛アイコン。

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何もできずにフィニッシュ。

ゴール前の急坂を利用したアタックでトップとタイム差が付きました。
1位の選手は第1ステージも制し、連勝ですね。我らがエースはステージ7位、総合は11位です。


2月5日 第3ステージ

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最初に郊外の丘陵地帯を3周し、最後に市街地に入って平坦ゴールという典型的なスプリンターが何とかしてしまいそうなコースです。
丘陵で大逃げが成立するか、または丘陵をハイペースで集団が進んだ場合に脱落してしまうスプリンターやそのアシストがどれくらいいるか、それが焦点だといえなくもないですが・・・。

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今回も護衛。

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あっと、なんと落車に巻き込まれました。護衛対象のエースVontomme選手は巻き込まれずにメイン集団に。坂道は慌てて小集団に参加し、牽いてもらうことに。本当ならば自分も牽かなければならないんですけど、アシスト選手ですし、平地苦手ですし・・・。

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開き直りました。3つ目の丘を利用して集団からアタック。なんと集団はこれを容認。

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これはスペース・キーを押すと出てくる情報ウィンドウ。

タブが7個並んでいますが、一番右はキーボード操作の早見表なので、実質は6個。

一番左の「Profile」は現在の集団の状況がもう少し詳しく出ます。誰が逃げているのか、どんな能力なのかが分かります。
二番目は「MAP」で、平面図ですね。まあほとんど使いません。ゲーム上では趣味の世界に近いですかね。
三番目は「Riders」で、チームごとに選手名が並んでいます。選手名をクリックすれば能力値が右下のボックスで分かりますね。
四番目は今参照している「Sprints」です。コース上に設置された各山岳ポイントと中間ポイントに設定されているポイントの詳細が分かります。ボーナスタイムが設定されている場合も出てきますね。ゴールにもポイント(及び登りゴールの場合は山岳ポイント)とボーナスタイムが設定されている場合はそれも出せます。各地点をクリックします。
現在は3個目の1級山岳をクリックしています。4番目の通過にS.Onodaの名が。プロ人生初の山岳ポイントですね。8ポイント。
五番目は「Ranking」で、ステージレースの場合、「総合」「山岳」「ポイント」「新人賞」の前のステージまでの順位とタイム(ポイント)が分かります。また、そこに出てくる選手をクリックすれば、同じ集団にいれば、どこにいるかが分かります。なので、総合順位をチェックし、有力選手が逃げようとしていないか、または自分と同じ集団にいるのか調べるのに便利ですね。
六番目は「Events」ですね。落車情報や集団がペースを上げたとか、先頭集団でさらにアタックがかかったとか、そういった情報は実況で言われますが、画面左上にもウィンドウが出て記されます。その履歴です。

ちなみに、チームからの指示も左上のウィンドウに出ますが、従ったことがないなあ・・・。

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もちろん、こんな無理な事をすれば、反動が出ます。集団に吸収されるや、ペースを上げている集団に付いて行けず、あっという間に置いて行かれました。
後方集団でゴール。

9位に日の丸が。これはツール・ド・フランスの常連で敢闘賞2回、ステージ上位に来たこともある新城選手ですね。今の坂道にはサインを貰いたいほどのスター選手です。

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今まではこれほど遅れたことがありませんが、今回はちょっとひどい。130位ですね。タイム差も4分29秒。まあ最初からこれだけ平坦コース続きでアシスト指定ですから、勝負は度外視ですね。


2月6日 第4ステージ
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こちらも平坦ステージ。小さな凸凹がありますが、坂道が望んでいる山岳はこんなものではありません。

名前の右には選手の平均能力(AVG)、FIT、次いでRYTHMとFRESHNESSがあります。

RYTHMは選手のレース勘のようなもの。レースが続くと上がって行きますが、間隔が空くと下がって行きます。うまくRYTHMが上がるようにスケジュールを組みたいものですが、なかなか難しい。
FRESHNESSは、短期疲労で、レースやハードの練習が続くと下がりますが、間隔が空いたり休息すると上がります。レースに出過ぎるとまた下がってしまうという、結構難しいですね。

次いで「時計」シンボルは総合順位、「S」はポイント賞の順位、その右のアイコンは山岳賞順位、最後の「-25」は25歳以下の新人賞順位ですね。

坂道は山岳賞10位です。

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取り敢えず前に出ておきます。近くにエースのVuntomme選手が見当たらないので、彼のボックスをクリックします。すると緑のボックスが出ますから、護衛を選択。これで勝手に護衛対象に近づいていって護衛します。

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逃げ集団とは最大4分差。

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坂道は丘も楽々、心拍数138。一方のエースのVuntomme選手以下は心拍数140超。黄色スタミナ(有酸素)を消費していますね。
坂道がすでに黄色スタミナを消費しているのは、その前の平地で集団の速度が上がったからです。平地は苦手。

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34位になだれ込みました。エースのVuntomme選手はこのステージは3位。総合順位を6位にまで上げています。



2月7日 第5ステージ

相も変わらず平坦コース。これだけ平坦ばかりのコースを走ることは以後はないはずです。
なので、最後までアシストをしてチームに貢献することにしましょう。
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本当に何もないまっ平らですね。中間ポイントも山岳賞ポイントも無し。
いかにもスプリント勝負のコース。

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相変わらずエースのVuntomme選手を護衛。

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あまりに平坦すぎて、終盤に集団が速度を上げるのに付いて行けず、坂道は落伍。
開き直ってゆっくりとゴール。117位です。

Vuntomme選手はスプリントに参加して10位。総合順位は6位のままですね。


2月8日 第6ステージ

このステージはタイムトライアルです。
ステージレースには1回くらい組みこまれていることが多いですね。
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このモードではタイムトライアルは見ているだけです。なので、もう結果だけ。
なんとこのコースは丘陵コースなので、短距離(PRG)とタイムトライアル能力(TT)と共に、平地(FLT)能力でなく丘陵(HIL)能力が参照されているのです。なので、28位と案外と高い順位に。

結局総合69位で初のステージレースを終えました。

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初めてのステージレースを完遂したのでボーナス20経験点獲得です。

次は2週間ほど置いて1日レースを週末に2回、そして2ステージのミニステージレース、さらに3月中に2個の1日レースがあります。

やはりプロの世界はなかなか厳しいですね。

by Pro_Cyclist | 2019-03-09 16:18 | 小野田坂道はツールを目指す

Pro Cyclist Manager 2015でツール・ド・フランスを目指す


by Pro_Cyclist