小野田坂道はツールを目指す 第4回 初のステージレース
2019年 03月 09日
2015年2月3日~2月8日 GP de Besseges【2.1】
前回のレースからなんと中1日の休養のみで、初のステージレースに参加します。
全6戦からなり、各ステージのステージ優勝を目指すとともに、6ステージ通じての合計タイムを争う「総合優勝」、中間ポイントとゴールの順位ポイントを合計した「ポイント賞」、山頂や峠に設定された山岳ポイントを争う「山岳賞」の三賞に加え、25歳以下の選手の総合タイムを争う「新人賞」を争います。つまり、各ステージの優勝で6つ、ステージを通じての表彰が4つの10個の栄冠があるわけですね。
FITの次のBONはボーナスの印。これはこのレースを目標として仕上げているという印ですね。これはこちらでは操作できませんが、大レースでは必ず付けてくれるので、さほど問題ではありません。
BONの次のAVGは選手能力の平均値。単に全能力を平均したのではなく、その選手のタイプに合わせて必要な能力のみを取捨選択した能力値平均ですね。坂道は2位タイ。しかしながら山岳(MON)は一人圧倒的ですね。
1番上のVontomme Maxime選手がAVG73でトップ。ただし平地と丘陵に弱点がないスプリンタータイプですね。少々の丘は平気で越えて来て、最後にスプリント勝負でもアタック勝負でもできる万能選手です。
上にいる方が第1エース、下の方が第2エースですが、役割が違います。総合エースはタイムを、スプリント・エースはステージ優勝とポイントを争います。
ステージレースだと、チーム戦術のアイコンが増えていますね。
一番左は、「山岳賞のために走る」ですが、このステージレースは全て平坦なので、坂道に山岳を狙わせる特別な要員とする必要が無いのです。なので、誰にもチェックが入っていません。
次が「ポイント賞のために走る」です。そのため、Pluckaert選手は可能ならば逃げ集団に参加し、中間スプリントを狙う手もあるのですが、逃げ指示が入っていませんね。エースですから、ゴール前のスプリントで勝負を決めろということです。
3番目は「ステージ優勝のために走る」です。そう、彼はスプリンターなので、最後のスプリング勝負に参加して1つでも順位を高め、出来たら優勝しろという指示なのです。
4番目は「総合優勝のために走る」です。エースのVontomme選手はステージ優勝のために走るにはチェックが入っておらず、こちらに入っています。つまり、集団から遅れずに先頭集団でなだれ込んで、タイムを失うなという指示ですね。
5番目以降は1日レースと同じです。「先頭集団にいたならば先頭交代に参加する」「アタックを行う」「アタックに付いて行く」「アタックを禁じる」ですね。
ステージ構成は以下の通りです。
1:平坦
2:平坦
3:平坦
4:平坦
5:平坦
6:個人タイムトライアル(短距離:丘陵)
最初の5つのステージは平坦なので、タイム差無しで流れ込み、最後の丘陵ステージでタイム差をつけられればというところですが、実際には厳しいところですね。
2月3日 第1ステージ
そのため、逃げ集団が山岳ポイントを取りますが、終盤に中間スプリントポイントがあるため、逃げ集団を吸収したメイン集団が取るか、うまく逃げを継続させた逃げ集団が取るかは微妙なところ。
毎度のことながら、中央下の青い大柄の選手でなく、その前のオレンジの小柄な選手が坂道です。
いや、そう言えば本来はエースのアシストが仕事でしたね。
そういうわけで、エースのVontomme選手の護衛にでます。下から2番目の選手ボックスが坂道ですが、そのボックスに右端のアイコンが何やら盾のようになっていますね。これが護衛中の印です。対象の味方選手を右クリックして選択するだけ。
坂道はゼッケン127番で、右後ろのゼッケン171番がエースのVontomme選手。
すでに逃げ集団は7分差。
早目にアタックをかけた選手が1人おり、それを即座に追随した選手が1人。集団がそれをさらに追っています。
アタックした選手2人は既に捕まり、前方ではスプリント勝負が。坂道には関係のないことですが。
左側の「Stage」の方はタイム差「+0」ですね。52位ゴールです。右側の「General」はステージを通じての総合タイムです。何故か「+10」になっていますね。これは、このステージ、1位には10秒、2位には6秒、3位には2秒のボーナスタイムが与えられるからです。そのため、4位以下の選手は同タイムでゴールしたことにはなるのですが、総合タイムは修正され、トップと10秒差となるのです。
Vontomme選手は10位でした。
2月4日 第2ステージ
第2ステージは平坦コース。というか、第1~5ステージまで全部平坦コースです。第6ステージだけちょっと特殊なステージ。
この緑の小さなボックスが味方選手を右クリックしたときに出るものです。一番左が護衛アイコン。
ゴール前の急坂を利用したアタックでトップとタイム差が付きました。
1位の選手は第1ステージも制し、連勝ですね。我らがエースはステージ7位、総合は11位です。
2月5日 第3ステージ
丘陵で大逃げが成立するか、または丘陵をハイペースで集団が進んだ場合に脱落してしまうスプリンターやそのアシストがどれくらいいるか、それが焦点だといえなくもないですが・・・。
by Pro_Cyclist
| 2019-03-09 16:18
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